こんにちは。不妊治療がんばり中の 30代半の新米主婦です。
私が不妊治療にとりかかるにあたって、病院でやってもらった最初の『基礎検査』を、まとめます☆彡(たぶん「一般的」なものだと思います。)
目次
基本的な検査6つ。(「基礎検査」編)
私が初めて病院に行って、最初にしてもらった検査項目です。おそらく一般的な項目でだと思います。※一度にはできないので、1~2か月かけて、順に行っていきました。
①子宮がん検査
②頸管粘液検査
③クラミジア検査
④血液検査
⑤卵管検査
⑥精液検査
このあと治療が進んでいくと、必要に応じて、より詳しい検査を していくことになると思います。
①子宮がん検査
『超音波検査』で 子宮や卵巣の ポリープや筋腫、嚢腫等の有無を確認。
検査の基礎の基礎。膣からお腹の中に器具を挿入して、『超音波検査』により 子宮や卵巣の様子を確認してくれます。これにより、ポリープや筋腫、嚢腫等わかるとのこと。同時に、細胞採取して、『病理検査』をしてくれます。 『超音波検査』について詳しくは⇒コチラ
*費用は、健康保険適用です。 他の検査と一緒の会計なので明確にはわかりませんが、5,000円以内でした。
②頸管粘液検査
「頸管粘液」の量・粘性・PH等を確認。
頸管粘液って、要は「おりもの」ですね。(厳密には違うらしいのですが、女性の体感としては ほぼ同じ。) 「排卵期」に 精子が通りやすくなるように「量」が増えて「粘性」も変わるそうです。私は 自分で違いがわかりませんが、先生が検査のたびに「おりものもいい感じだね」と言ってくれるので、きっと変化しているのでしょう。
①の検査のときに同時に採取され、量・粘性・PH等を確認してくださいます。患者としては採取の自覚はないので、結果のみ聞く感じです。
*費用は、こちらも 他の検査と一緒の会計なので明確にはわかりませんが、健康保険適用で 2,000円以内で おさまりました。
③クラミジア検査
膣内の「クラミジア」感染の確認。
こちらも同じで①のときに一緒に採取され、患者としては採取の自覚はなく、結果のみ聞く感じです。最近は 大衆浴場とかから感染する例が 増えているとか…。
*費用は、こちらも 他の検査と一緒の会計なので明確にはわかりませんが、健康保険適用で おそらく2,000円以内でした。
④血液検査
(1)月経開始3~5日目『卵胞期』に様々なホルモンの量を 測定。
<女性・男性ホルモンの確認>
・LH(黄体形成ホルモン)
・FSH(卵胞刺激ホルモン)
・エストラジオール(E2)非妊婦(卵胞ホルモン)
・テストステロン(男性ホルモンの一種)
<甲状腺の異常確認>
・TSH(甲状腺刺激ホルモン)
・FT4(遊離サイロキシン) (甲状腺ホルモンの一種)
<高プロラクチン血症の確認>
・プロラクチン
(2)月経開始前『黄体期』に 黄体ホルモンの量を 測定。
これらホルモン値(と他の検査)より、「多嚢性卵巣症候群」「高プラクチン血症」など、多くの人の不妊の原因とされる病気が判明します。
「多嚢性卵巣症候群」⇒コチラ
「高プラクチン血症」⇒コチラ
*こちらも費用についてはごめんなさい、他の検査と一緒の会計なので 明確にはわかりません。でも健康保険適用で おそらく2,000円以内です。
血液検査では、卵巣の年齢がわかるという「AMH」という検査もあります。私は「AMH」は調べてもらっていないので、ここには含まれていません。一般的には、6000円前後のようです。
⑤子宮卵管造影検査(卵管検査)
「子宮」の形態や異常、「卵管」の通過性 等を調べる。
一般的に「卵管検査」と言われ、正式には「子宮卵管造影検査」というそうです。子宮口から造影剤を注入し、翌日にレントゲン撮影をします。造影剤は白く映るので、流入した様子で子宮の形態や異常、卵管の通過性等を調べることができるそうです。よく言われるのは「卵管の通り具合」。
ちょっとばかり、痛みはあります。 基礎検査の中では、いちばん痛かったです。詳しくは⇒コチラ(子宮卵管造影検査)
*費用は、健康保険対象にもかかわらず、少々お高いです。1日目が 10,000円強、2日目は 1,000円弱。合わせて 11,000円くらいでした。でも、やる価値ある検査だと思います。
⑥精液検査
精子の液量・濃度・運動率・奇形率を 確認。
精液を採取して、顕微鏡で観察します。精子の液量・濃度・運動率・奇形率を調べます。世界保健機関(WHO)が基準値を出していて、それを参考にします。ほとんどの病院が、精液は 病院で採取して提出してもいいし、自宅で採取して持参でもだいじょうぶです。詳しくは、こちらへ。→コチラ
ちなみに 私が通う病院では、専門の泌尿器科で きちんと 血液検査や触診など 細かい検査を受けるよう勧めてくださいました。→体験記こちら
*費用は、こちらは健康保険対象「外」。自費になります。といっても、5,000円以内でしたので、挑戦する価値はあるかと思います。
ただ、ほかの人のブログなんかを読んでいると、男性の不妊検査で5万円くらいかかる人もいるとか…?ここの数字は、あくまで私が通う病院での金額です。
まとめ
私が支払った『基礎検査』の費用合計。
26,960円
検査だけのために 高いととるか、安いととるか…。私は不妊の原因がわかったので、高くなかった と感じています。家計は かなり厳しい家庭ですが、それでも。不妊の原因がわかったので。(検査でなにも引っかからなかったら、高く感じていたかもしれないですね。私ケチなので。^^;)
いろんな人に言いたいことは、
少しでも不安があるなら とりあえず、ぜひ!検査を受けてほしいです!!
病院に行くのは勇気がいりますし、異常が必ず検査でわかるとは限りません。
が、なにもしないと 無駄な時間が続くことになるかもしれません。
(2021年4月追記)
はじめ 私は 軽い気持ちで 病院に行きました。まさか1年以上、体外受精まですることになるとは思いませんでした。
今は たったひと月が とても貴重に感じます。
長いです。
ぜひ、1日でも はやめに!お勧めしたいです!!
(※私に医学的知識はありません。だいたいの概要をつかむために調べてまとめているので、若干のニュアンスの違いはご了承ください。ただ、大きな勘違いなどありましたら、ぜひご連絡ください!)