30代後半(アラフォー)不妊治療ブログ

現在37歳。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、慢性子宮内膜炎。お金なくて、バイトしながら ギリギリでで治療しています。

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《不妊治療》最初の ”不妊検査”って なにするの? 痛い?費用は?

  

 

こんにちは。不妊治療がんばり中の 30代半の新米主婦です。

私が不妊治療にとりかかるにあたって、病院でやってもらった最初の『基礎検査』を、まとめます☆彡(たぶん「一般的」なものだと思います。)

 

◆不妊治療の最初の不安◆

最初『不妊検査』って なにするの?

いの? 費用はどれくらい?

(※「基礎検査」編です。)

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目次

 

 

 

 

 

基本的な検査6つ。(「基礎検査」編)

私が初めて病院に行って、最初にしてもらった検査項目です。おそらく一般的な項目でだと思います。一度にはできないので、1~2か月かけて、順に行っていきました。

①子宮がん検査

②頸管粘液検査

③クラミジア検査

④血液検査

⑤卵管検査

⑥精液検査

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このあと治療が進んでいくと、必要に応じて、より詳しい検査を していくことになると思います。

 

 

①子宮がん検査

『超音波検査』 子宮や卵巣の ポリープや筋腫、嚢腫等の有無を確認。

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検査の基礎の基礎。膣からお腹の中に器具を挿入して、『超音波検査』により 子宮や卵巣の様子を確認してくれます。これにより、ポリープや筋腫、嚢腫等わかるとのこと。同時に、細胞採取して、『病理検査』をしてくれます。 『超音波検査』について詳しくは⇒コチラ

*費用は、健康保険適用です。 他の検査と一緒の会計なので明確にはわかりませんが、5,000円以内でした。

 

②頸管粘液検査

「頸管粘液」の量・粘性・PH等を確認。

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頸管粘液って、要は「おりもの」ですね。(厳密には違うらしいのですが、女性の体感としては ほぼ同じ。) 排卵期」に 精子が通りやすくなるように「量」が増えて「粘性」も変わるそうです。私は 自分で違いがわかりませんが、先生が検査のたびに「おりものもいい感じだね」と言ってくれるので、きっと変化しているのでしょう。

①の検査のときに同時に採取され、量・粘性・PH等を確認してくださいます。患者としては採取の自覚はないので、結果のみ聞く感じです。

*費用は、こちらも 他の検査と一緒の会計なので明確にはわかりませんが、健康保険適用2,000円以内で おさまりました。

 

③クラミジア検査

膣内の「クラミジア」感染の確認。

こちらも同じで①のときに一緒に採取され、患者としては採取の自覚はなく、結果のみ聞く感じです。最近は 大衆浴場とかから感染する例が 増えているとか…。 

*費用は、こちらも 他の検査と一緒の会計なので明確にはわかりませんが、健康保険適用で おそらく2,000円以内でした。

 

④血液検査

(1)月経開始3~5日目『卵胞期』様々なホルモンの量を 測定。

<女性・男性ホルモンの確認>

・LH(黄体形成ホルモン)

・FSH(卵胞刺激ホルモン)

・エストラジオール(E2)非妊婦(卵胞ホルモン)

・テストステロン(男性ホルモンの一種)

<甲状腺の異常確認>

・TSH(甲状腺刺激ホルモン)

・FT4(遊離サイロキシン) (甲状腺ホルモンの一種)

<高プロラクチン血症の確認>

・プロラクチン

 

(2)月経開始前『黄体期』 黄体ホルモンの量を 測定。

 

これらホルモン値(と他の検査)より、「多嚢性卵巣症候群」「高プラクチン血症」など、多くの人の不妊の原因とされる病気が判明します。

「多嚢性卵巣症候群」⇒コチラ

「高プラクチン血症」⇒コチラ

*こちらも費用についてはごめんなさい、他の検査と一緒の会計なので 明確にはわかりません。でも健康保険適用で おそらく2,000円以内です。

血液検査では、卵巣の年齢がわかるという「AMH」という検査もあります。私は「AMH」は調べてもらっていないので、ここには含まれていません。一般的には、6000円前後のようです。

 

⑤子宮卵管造影検査(卵管検査)

「子宮」形態異常「卵管」通過性 等を調べる。

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一般的に「卵管検査」と言われ、正式には「子宮卵管造影検査」というそうです。子宮口から造影剤を注入し、翌日にレントゲン撮影をします。造影剤は白く映るので、流入した様子で子宮の形態や異常、卵管の通過性等を調べることができるそうです。よく言われるのは「卵管の通り具合」

ちょっとばかり、痛みはあります。 基礎検査の中では、いちばん痛かったです詳しくは⇒コチラ(子宮卵管造影検査)

*費用は、健康保険対象にもかかわらず、少々お高いです。1日目が 10,000円強、2日目は 1,000円弱。合わせて 11,000円くらいでした。でも、やる価値ある検査だと思います。

 

⑥精液検査

精子液量・濃度・運動率・奇形率を 確認。

精液を採取して、顕微鏡で観察します。精子の液量・濃度・運動率・奇形率を調べます。世界保健機関(WHO)が基準値を出していて、それを参考にします。ほとんどの病院が、精液は 病院で採取して提出してもいいし、自宅で採取して持参でもだいじょうぶです。詳しくは、こちらへ。→コチラ

ちなみに 私が通う病院では、専門の泌尿器科で きちんと 血液検査や触診など 細かい検査を受けるよう勧めてくださいました。体験記こちら

*費用は、こちらは健康保険対象「外」。自費になります。といっても、5,000円以内でしたので、挑戦する価値はあるかと思います。

ただ、ほかの人のブログなんかを読んでいると、男性の不妊検査で5万円くらいかかる人もいるとか…?ここの数字は、あくまで私が通う病院での金額です。

 

まとめ

私が支払った『基礎検査』の費用合計。

 26,960

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検査だけのために 高いととるか、安いととるか…。私は不妊の原因がわかったので、高くなかった と感じています。家計は かなり厳しい家庭ですが、それでも。不妊の原因がわかったので。(検査でなにも引っかからなかったら、高く感じていたかもしれないですね。私ケチなので。^^;)

 

いろんな人に言いたいことは、

少しでも不安があるなら とりあえず、ぜひ!検査を受けてほしいです!!

病院に行くのは勇気がいりますし、異常が必ず検査でわかるとは限りません。

が、なにもしないと 無駄な時間が続くことになるかもしれません。

(2021年4月追記)

はじめ 私は 軽い気持ちで 病院に行きました。まさか1年以上、体外受精まですることになるとは思いませんでした。

今は たったひと月が とても貴重に感じます。

長いです。

ぜひ、1日でも はやめに!お勧めしたいです!!

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  (※私に医学的知識はありません。だいたいの概要をつかむために調べてまとめているので、若干のニュアンスの違いはご了承ください。ただ、大きな勘違いなどありましたら、ぜひご連絡ください!)