こんにちは。不妊治療がんばり中の、30代後半の新米主婦です。
今日は、先日アップした保険の話の「続き」です。
『うっかり、「他人のパソコン」を壊しちゃった!』
『弁償(賠償)する? 金額はどういう基準? 方法は?』
そんなとき、保険に頼れるかもしれません。
(前回は「自分のパソコン」の場合でした。)
目次
- 壊したのは自分のモノ?他人のモノ?
- 他人のモノを壊したとき、弁償(賠償)する?
- 『賠償金』はどういう基準??
- そんなときに役に立つのが「賠償」保険。
- 『示談交渉』をしてくれるメリット
- どこで加入できる?
- 私が 救われた事例
- 家族にひとつ、必ず ご加入を!
- プチ情報①
- プチ情報②
壊したのは自分のモノ?他人のモノ?
前回の続きなので、ここから始めますね。
壊したのが自分のなら、「修理」「買い替え」ですね。
他人のモノを壊したら、「弁償」「賠償」ですね。
実はそれぞれに対応した 保険が存在するのです。
自分のモノの場合は (自分含む家族のモノ)
→前回の記事【主婦 家計がんばる記録】子供が物を壊したとき、保険でお金がもらえる? - 30代後半 の 妊活(不妊治療)ブログ
他人のモノの場合は
→以下に続く。
他人のモノを壊したとき、弁償(賠償)する?
事例としては、以下のような感じでしょうか。
・子供が、お店の高級なものを 壊してしまった。
・自分が、止まっている車に 自転車で傷をつけてしまった。
・旦那が、酔っぱらって タクシーで吐いて汚してしまった。
・飼っている犬が、近所の人を噛んでケガさせてしまった。
ありそうじゃないですか? ここに上がっていない例でも、生きていればいろんなことがあります。こんなとき、弁償(賠償)、しますよね。社会に生きるイチ大人なら。
でもここで疑問。『賠償金額はどういう基準?』
『賠償金』はどういう基準??
『賠償金』とは、被害者が 加害者に請求できるお金のことです。上記の例にあてはめると、
・壊した商品の 商品代
・傷つけた車の 修理代
・汚したタクシーの 清掃代+休業損害(業務停止中の損失)
・ケガさせた人の 治療代+慰謝料
前回の火災保険の特約と異なる点は、「時価」が基準であること。「修理」の場合などはその金額が補償されますが、「買い替え」になった場合、古いものだと 金額は低くなるかも しれないです。でも、実際法律上賠償すべき金額は「時価」なので、当たり前のことなんです。さらに「休業損害」や「慰謝料」も補償されるので、ほとんどトラブルになるような金額にはなりません。
あと、『過失割合』も加味されます。「飼っている犬が、近所の人を噛んでケガさせてしまった。」このような事例の場合は、過失割合(どちらがどれくらい悪いのか?)によって、「賠償額」も変わります。当然ですね。
そんなときに役に立つのが「賠償」保険。
そんなときに役に立つのが「賠償」保険。これは、「誰かに『賠償』をしないといけない場合に、『賠償金』を補償します」という保険です。事例は上記のような場合で、もちろん『故意』ではなく、「 うっかり」「悪気はなく」他人に迷惑をかけた場合が対象です。
トラブルが起きた際に、自分では『賠償金額』も『賠償方法』もわかりません。そんなとき、保険会社が 相手側との話の手助けをしてくれ、賠償金額も相談に乗ってくれます。その賠償金額も保険で支払えるのです。とてもありがたいと思いませんか?
『示談交渉』をしてくれるメリット
この「賠償」保険の一番のメリットは、『示談交渉』だと思います。最近の保険会社は、『示談交渉』をしてくれるところがほとんど。示談交渉とは、『被害者と加害者が「示談金額」を決める話し合いのこと。』これってとっても重要なんです!
賠償する相手が良い関係なら、なかなか気まずさもありますし、相手も話しにくいこと この上ないですよね。逆に 賠償する相手がちょっと面倒な人なら、『賠償金額』を多く提示されるかもしれないですし、長引くかもしれないですし、大変です。そんなややこしい話を 保険会社が 間に入って話して決めてくれて、支払いまでしてくれるなんて。有難いです。弁護士を雇えば 示談交渉はしてくれますが、それ相応のお金がかかりますし、さらに賠償金は自分で払わないといけません。
『示談交渉サービス』は、実はとーっても ありがたいメリットです。
どこで加入できる?
この保険は、単体で「賠償保険特約」として商品があるのは稀で、ほとんどの場合は、「自動車保険」や「火災保険」などに『特約』として付保されています。『特約』として付けることで、保険料としては月500円いかない場合がほとんど。安い場合は月200円以下。それで 家族全員補償なので、とってもお得ですね!
私が 救われた事例
私は一度だけ、請求したことがあります。内容は、「家のワンコが 近所の人に噛みついて ケガさせた。」です。
運悪く、骨粗しょう症の方で、複雑骨折なんてことになってしまい…大変でした。飼い主には「監督義務」があります。犬が他人に迷惑をかけないように、管理しておかなければなりません。他人に迷惑をかけた場合、賠償責任が発生します。…てか、それ以前に、ご近所さんですから。ね。
相手が 手を出したということで、「過失割合」は加味され『賠償金額』は減額されましたが、プラスの『慰謝料』もあり、実際にかかった治療費はすべて、保険からのお金でお支払いすることができました。たしか、42万円…。
家族にひとつ、必ず ご加入を!
同居の家族は 全員対象 となります。ぜひ、ご家庭の保険に付保されているかの確認をしてみてください。今の時代 家族にひとつ、必須です。
加入していても、上限100万円とかなっていませんか? 示談交渉ついていますか?(共済の保険で、上限100万円というところもありました。)
偶然 ご年配の方と少し接触して ケガさせて… 脳に影響が出て、数億円の賠償、なんて話もあります。
※もちろん補償対象外の規定もあり、すべてが補償されるわけではありません。
プチ情報①
『自転車保険』(チャリンコ)に入ってますか? この保険のメインは『賠償』なんです。他の保険に「特約」で付保しておけば、必要なかったりします。重複している可能性があります。この事例、本当に多いんです!もったいないですよー。(ケガについての補償は別です。また詳しく書こうと思います。)
プチ情報②
絶対ではないですが、、、できるなら、「自動車保険」に特約として付保する ことを おすすめします。
自動車保険の事故を対応している人って、常に過失割合などを検討しているので 示談交渉のプロなんです。生命共済や火災保険は、あまり賠償に関わることが少ないので、少し知識が少ないかもしれないです。なので、いざってときに頼るなら、頼もしいですよ。(^^)
保険はややこしいですし、嫌なイメージばかりあります。が、保険は 無駄にお金を請求しているわけではありません!かしこくなって、上手に利用しましょう!そういったことも含め、保険はプロに聞くのがいちばんです。 ぜひ『わかる人』に相談することをお勧めします。
※保険はたくさんの規定があります。今回紹介したことは、あくまで一例です。詳しくは、各保険会社へご確認ください。