30代後半(アラフォー)不妊治療ブログ

現在37歳。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、慢性子宮内膜炎。お金なくて、バイトしながら ギリギリでで治療しています。

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《不妊治療》アシステッドハッチング(AHA)ってなに?着床率・妊娠率が上がる?

 

 

こんにちは。

不妊治療がんばり中の、30代後半の 新米主婦のブログです。

治療の明細を何気なく見ていたら…『移植』の日の明細に「ハッチング 52,000円」とありました。はて…?


不妊治療 情報《目次》

 

 

◆アシステッドハッチング◆  
『アシステッドハッチング』ってな???
着床率・妊娠率が上がるの??
 

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 目次

 

 

 

 

 

『アシステッドハッチング(AHA)』とは?

『アシステッドハッチング』とは、

「胚のふ化を 補助する技術」。

 

通常、胚は「初期胚」から「胚盤胞」に育ち、最後、胚を覆っている透明帯という殻を破って 外に出ます。これを『ハッチング』(=ふ化)というそうです。『ハッチング』をすることで、胚は 子宮内膜に着床することができます。

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しかし、女性の年齢が高くなると 透明帯が硬くなって、胚が外に 出にくくなるそうです。

そのため、胚が 外に出やすくなるように、透明帯の一部を薄くして、胚が外に 外に出やすくなるようにしてあげる必要があります。透明帯の一部を薄くして、胚が外に 外に出やすくしてあげることを、『アシステッドハッチング』というそうです。

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どうやって 薄くするか。

・機械的方法:マイクロピペットなどで物理的に 透明帯に孔を開けたり、切開を加えたりする。

・化学的方法薬液を用いて透明帯に孔を開けたり、溶解したりする。

・レーザー法レーザーで透明帯に孔を開けたり、溶解したりする。 

 

どこまで 薄くするか。

・透明帯開孔法:透明帯の一部を溶解して孔を開ける方法。
・透明帯菲薄化法:透明帯の一部菲薄化する方法。
・透明帯完全菲薄化法(溶解法):透明帯をすべて溶解除去する方法。

 

問題点。デメリット?

・操作に伴い、胚に傷がつく可能性がある。

・レーザーによる細胞への熱影響の懸念がある。

・透明帯から胚が脱出するとき、開口部にひっかかり胚が2つに分離し、一卵性双胎の発生率がわずかに増えるのではないかという見解がある。(透明帯の一部を薄くした場合) 

上記のような話は あるそうですが、いずれもまだ十分には検証されていないそうです。そもそも『アシステッドハッチング』の有用性と安全性について、まだ十分には検証されていないし、一定の見解もないそうなのです。

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そして いつものことながら、病院によって 様々です。薬剤を使う「化学的方法」をしている病院は少ないようですが、「機械的方法」「レーザー法」は どちらも採用している病院があるようです。

私は『アシステッドハッチング』について 病院側からの説明は一切受けていません。明細書を見ると お金は取られていたので、おそらく なにかしらの方法で行ってくれているのだとは思いますが、どの方法なのかは わかりません。こればっかりは 病院の設備の問題なので、希望は通りませんので、知らなくてもいいかな。と思います。^^

とりあえず、『アシステッドハッチング』をしてくれていることがわかって、嬉しかったです。なんとなく、私の卵は 殻が硬そうな気がします…。なんとなくですけど。笑

 

 

参考にさせていただいたサイト

https://www.gakuen-hospital.or.jp/department/obstetrics/infertility/counseling/art_option01.php

https://www.haramedical.or.jp/content/vitro/000149-2

https://aska-cl.com/art/art-hatching.html 

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 (※私に医学的知識はありません。だいたいの概要をつかむために調べてまとめているので、若干のニュアンスの違いはご了承ください。ただ、大きな勘違いなどありましたら、ぜひご連絡ください!)