こんにちは。不妊治療がんばり中の、30代後半の主婦のブログです。
私は、治療開始時期から『養子縁組』を検討しています。(旦那クンはNOですけど…)
どうなるかわからないけど、とりあえず、概要を確認しておこうと思います!
目次
里親・養子縁組の違いとは?
里親と養子縁組って、同じように感じでいたんですけど、実は全く違う制度なんですね。
不妊治療をしている人が検討するのは、里親ではなく、養子縁組の中の「特別養子縁組」になるようです。
『里親』
『里親』とは、親の代わりに一時的に家庭で子供を預かる制度
・子供を一時的に預かっているだけで、親は実親のまま。
・里親として活動した場合は、手当や養育費が自治体から受け取れる。
『養子縁組』
『養子縁組』は、子供と法的な親子関係を結ぶ制度
・実の親と同じ扱い。
・実の子を育てるのと同じなので、もちろん手当や養育費などはない。
・養子縁組には「普通養子縁組」と「特別養子縁組」と2通りある
〇普通養子縁組
・普通養子縁組をしても、実親との親族関係は残る。
・戸籍には実親の名前が記載され、「養子(または養女)」と記載される。
・相続対策などでも組まれる縁組。
〇特別養子縁組
・養親は25歳以上、養子は6歳未満。
・6カ月間のお試し期間(監護期間)がある。
・実親との親族関係はなくなる。
・戸籍には「長男(または長女)」と記載される。
(コチラ参照)
『里親』は、一時的に預かるだけなんですね。
『養子縁組』は完全に子供になること。
違うんですね。
知らなくてお恥ずかしい…。。
不妊治療を経て養子を迎えることを検討する場合、養子縁組の中の『特別養子縁組』が該当しますね。
ということで、特別養子縁組をあっせんしている機関を確認します☆
特別養子縁組あっせん機関は3種類
特別養子縁組をあっせんする期間は、3種類あるそうです。
①公的機関である「児童相談所」
②民間の「あっせん機関」
③行政や民間のあっせん機関と連携した「医療機関」
先に大きな違いをまとめておきます。
①公的機関である「児童相談所」
・新生児含む6歳未満の子が対象
・費用は研修費用のみ
・新生児の委託率は低いが、幼児は高い
②民間の「あっせん機関」
・新生児のみが対象
・費用は数十万円~数百万円
・委託率は高い
③行政や民間のあっせん機関と連携した「医療機関」
・新生児のみが対象
・費用は平均30万円
・審査は厳しいけど、通れば委託率は高い
費用の差に、ちょっと驚きますね……。
ひとつづつ、機関・施設を確認してみます!
①公的機関「児童相談所」
・児童相談所は、虐待や生活困窮、病気など満18歳未満の子供の問題を解決する行政機関。里親・養子縁組も行っている。
・養子縁組の場合、新生児は少なく、ある程度成長した子(6歳未満)を迎えることが多い。
・費用は最低限の講義代などのみで低価格。
児童相談所は、全国の都道府県に数か所ずつあります。
一覧はコチラ。⇒全国児童相談所一覧|厚生労働省
②民間「養子縁組あっせん機関」
・民間でNPOなどとして活動し、養子縁組をあっせんしている機関。
・行政と連携しながら取り組んでいる団体がも多い。
・主に新生児の縁組。
・費用は各団体によって異なる。数十万円~数百万円。
(この費用は、育てられない親の出産費用などのようです。)
以下、全国にある民間の養子縁組あっせん機関です。
【非公開】特定非営利活動法人 NPO Babyぽけっと
【東京】認定特定非営利活動法人 環の会(わのかい)
【東京】社会福祉法人 日本国際社会事業団(ISSJ)
【東京】一般社団法人 アクロスジャパン
【東京】特定非営利活動法人 フローレンス
https://engumi.florence.or.jp/
【東京】一般社団法人ベアホープ
【大阪・神戸】公益社団法人 家庭養護促進協会
http:// http://ainote-osaka.com/(大阪)
【奈良】特定非営利活動法人 みぎわ
【和歌山】特定非営利活動法人 ストークサポート
【岡山】一般社団法人 岡山県ベビー救済協会
https://jikei-hp.or.jp/engumi/
【沖縄】一般社団法人 おきなわ子ども未来ネットワーク
やはり都市圏が多く、地方は少ないですね。
③産婦人科が集まった「あんさん協」
・産婦人科が集まって連携し、特別養子縁組をあっせんしている日本唯一の団体。
・『あんさん協』=あんしん母と子の産婦人科協議会
・新生児の養子縁組。
・費用は平均30万円。
あんしん母と子の産婦人科協議会
産婦人科が集まって運営している団体なんですね。
体験談のブログなどから、審査は厳しいけれど、通れば養子縁組率は高いようです。
養子縁組対応してくれる病院は以下6つ。
(予期せぬ妊娠を相談できる病院はもっとあります。)
①さめじまボンディングクリニック(埼玉県熊谷市)https://bonding-cl.jp/
②神野レディスクリニック(滋賀県彦根市)https://www.jinno-lc.com/
③田中病院(山口県周南市)https://www.tanaka-hospital.jp/ https://ninshinanshin.jp/
④福田病院(熊本県熊本市)https://www.fukuda-hp.or.jp/
⑤森産科婦人科病院(北海道旭川市)http://mori-hosp.jp/
⑥札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル (北海道札幌市)https://www.smwh.or.jp/
①②③を比較すると…
相談できる数では、
③あんさん協<②民間機関<①児童相談所
費用でみれば、
①児童相談所<③あんさん協<②民間機関
子供の年齢でみれば、
①児童相談所…6歳未満の子
②民間機関 …新生児
③あんさん協 …新生児
もし、私たちが迎えるなら?
はじめは新生児でないと、親になる自信がありませんでした。
でも、いろいろ考えて、今は3歳くらいまでの子なら大丈夫なのではと思っています。
むしろその方が楽しいかも……。
となると、やっぱり児童相談所なのかな。
費用もいちばん少なくて済みますしね。
我が家はもうスッカラカンです。
いや、ずっとか……苦笑
まぁ、妄想ですけどね。
旦那クンの気持ちが変わる日が来るかな。
今日も頑張って、朝の4時半にルティナスだなぁ。。
参考にさせていただいたサイト
https://one-love.jp/guidebook/yoshien/index.html