30代後半(アラフォー)不妊治療ブログ

現在37歳。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、慢性子宮内膜炎。お金なくて、バイトしながら ギリギリでで治療しています。

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《不妊治療》体外受精『助成金』では足りない? 我が家の家計で挑戦できるのか、検証してみました。

 

こんにちは。不妊治療がんばり中の30代後半の新米主婦です。

先日、人工授精3回目の生理が来てしまいまして、そろそろ、体外受精も考えないといけなくなってきました。

ということで、我が家の厳しい家計で 本当に挑戦できるのか!?調べてみました。

 

 

体外受精、どれくらい費用がかかる?

「助成金」で どこまで助けてもらえる?

わが家は 挑戦できるの??

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※2021年追記※

2021年1月より改定され、「金額」も「条件」も大きく変わりました。このページの金額は、現在は参考になりません。

・実際に体外受精に挑戦してみて、予測していた金額より、大きく上回った結果となりました。いざ挑戦してみて判明したことで、予測は無理だったと思います。

 いろんな事例があると思いますが、余裕をもって、挑戦してくださいね。

 

 

 

目次

 

 

 

不妊治療の『助成金』の内容

まずは、『助成金』がどのような条件で、いくらくらい受け取れるのか、を知らないと 検証ができません。まずは そこから。

対象となる治療

・体外授精
・顕微授精
・男性不妊(精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術)

「人工授精」「不妊の検査」は 対象外ですね。男性の不妊治療については、精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術は対象となるようです。

 

対象となる条件

所得 …前年の夫婦合算の所得額が 730万円未満(コロナ政策 ベット考慮あり)

年齢 …治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満 (令和2年3月31日時点で妻が42歳の場合は44歳未満)

指定医療機関での治療で、医師の診断があること。

 

回数

40歳未満:6回まで ※令和2年3月31日時点で妻が39歳の場合は41歳未満

40歳以上43歳未満:3回まで ※令和2年3月31日時点で妻が42歳の場合は44歳未満

 

金額

厚生労働省のHPから 引用します。

治療項目によって こまかく 分けられています。

給付の内容

 

  (1) 特定不妊治療に要した費用に対して、1回の治療につき15万円(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等については7.5万円)まで助成する。

       通算助成回数は、初めて助成を受けた際の治療期間の初日における妻の年齢が40歳未満であるときは6回(40歳以上であるときは通算3回)まで。
    ただし、平成25年度以前から本事業による特定不妊治療の助成を受けている夫婦で、平成27年度までに通算5年間助成を受けている場合には助成しない。
 (2)  (1)のうち初回の治療に限り30万円まで助成。(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等は除く)
 (3)  特定不妊治療のうち精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術を行った場合は、(1)及び(2)のほか、1回の治療につき15万円まで助成。(凍結杯移植(採卵を伴わないもの)は除く)
 (4) (3)のうち初回の治療に限り30万円まで助成。

治療ステージと助成対象範囲(PDF:45KB)

 

 ややこしいですね…。ざっくり まとめると、以下のような感じです。

※初回30万、2回目以降15万、授精までいかなかった場合は7.5万円 

 

が。ここでなんと!

調べていると、市町村によって、ぜんぜん 違うようです!「市」が 独自で上乗せしていることも ありますし、「県」が「一部の市」に対して 上乗せしてくれる ということもありました。

私達が在住の「市」では、独自の上乗せをしてくれるようです。上記15万円が、25万になると!!プラス10万円は大きいです!お住いの市町村のHPを確認してくださいね。

 

受け取れるまで

申請をして、2~3ヶ月後に審査結果通知がとどき、そこから約3週間後に、口座へ助成金が振り込まれるそうです。どんなにはやくても、助成金を受け取れるまで3カ月はかかる!ということです。

てことは、3か月は 自費で 挑戦しないといけない ということ。少なくとも 3か月分の現金が必要 ということ。

あたりまえですが、必ず 計画性をもって始めないと、ですね。

 

 

 

わが家の検証

さて、では。

「我が家は 体外受精・顕微授精に 挑戦できるのか?」を検証します。

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実際にかかる治療費

私が通っている病院で 実際にかかる治療費は、以下の金額です。

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いろんな事例があるので、「ざっくり」金額をまとめ、表にしてみました。

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治療費に幅があるのは、凍結ができない場合など、治療によって 大きく 金額に差がでるためです。

この表の治療費は、上記表の項目費用だけです。これに加えて、実際には 再診料やお薬代、検査代などが プラスになります。

(※排卵誘発のお薬は種類があり、それだけで10万円を超える人もいるそうです。私はいまのところ、排卵誘発剤の反応は良すぎるくらいなので、恐らく高額にはなりません。ありがたや。。)

それら加味して、自費部分は、1サイクル(1月)で 0~15万くらい ですかね。

※『毎月10万円強 かかる』くらいの覚悟で、取り組まないといけませんね。

 

そして ここで!

私達が在住の「市」では、独自のプラスをしてくれるそうなんです。上記15万円が、25万になると!!

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ありがたいぃ~~~(@_@。

そうなると、上記の表は こうなります。

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自費部分は、

自費部分は、初回は0~10万円、以降1サイクル(1月)で 0~6万くらい ですね。

※『毎月6万円 かかる』くらいの覚悟で 取り組めばよさそうです。

 

 

わが家の家計 

我が家の家計は、旦那様1馬力分のお給料では『ボーナス使ってギリギリの生活』といった具合です。「公務員だからお給料いいでしょう」とよく言わるますが、人それぞれなのです。旦那様のお給料からは 不妊治療費は 出せません。(今までは 結婚前の貯金を 使っていました。もう底をつきそうです。)

今は ワンコも旅立ち、私が また扶養内でアルバイトをする予定なので、毎月6万円なら、アルバイト代でなんとか 治療費は 生み出せそうです。

 

が、助成金は すぐにはもらえません。こまめに申請をしても、少なくとも 3カ月はかかります。ということは、100万円ほどの 現金を準備して 取り組まないといけません。

 

残念ながら、今の我が家に そんな現金は ありません。親も特殊な病気もちで ギリギリの生活、頼ることはできません。旦那様の職場の積み立てを 崩せば、100万までなら準備ができます。旦那様は、そうしても良いと言ってくれていますが、、、

忘れてはいけないのは、『子供ができてから』が、本当に お金が必要なんです。助成金を受け取れれば、元に戻せるお金なので、必ず戻す!!という強い覚悟の上なら、それもありかなと思っています。積み立てを崩して、お金が入るまでは時間がかかるそうなので、早めに行動しないといけませんね。

 

つまり

いろいろ 考えることはありますが、結論。我が家はなんとか、体外受精・顕微授精に 挑戦できそうです!

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悲しいかな、ワンコがいたら、挑戦できなかったかも しれません…。

ワンコが いないことのメリット を意識するときが、いちばん悲しい。。。

 

 

『助成金』のまとめ

・助成金だけでは不妊治療は まかなえません。
・毎月10万円は自費が かかる覚悟で、取り組まないといけません。(※各自治体によって上乗せもあるので、金額は変わります。)
・助成金はすぐにはもらえないので、手元に 100万円ほどの現金を準備して取り組まないといけません。

 

さてさて、どうしましょうか。

「挑戦できる」ということはわかりましたが、積み立てを崩して、挑戦してよいのでしょうか…。挑戦する前に、私がずっと思っていること。「2人以上ほしい。」「里親でもよいのでは?」

まだ 人工授精3回目が ダメだっただけ、気がはやいですが、少しくらいは 考えておいた方がいいかなぁと、思います。 

 

 

 

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