30代後半(アラフォー)不妊治療ブログ

現在37歳。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、慢性子宮内膜炎。お金なくて、バイトしながら ギリギリでで治療しています。

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《不妊治療》採卵後の生理は いつくるの?早いorこない?アンタゴニスト法の場合は?

 

 

こんにちは。

不妊治療がんばり中の、30代後半の 新米主婦のブログです。

採卵後に先生がチラッと言いました。「いつもより生理早くくるからね。」

でも、私は ほぼ通常通りの日程でした。はて? 


不妊治療 情報《目次》

 

◆採卵後の不安◆

「採卵後」の生理 いつ来るの?

いつもの生理と 違いはあるの??


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 目次

 

 

 

 

私の採卵後、先生は「生理すぐ来るからね。」と言っていました。採卵から1週間前後、と言われました。サイトを検索しても、そう書いてあるところが多いですね。本当でしょうか?そして その理由は??

 

基本の仕組み。

体内の 黄体ホルモン(プロゲステロン)の量で、生理の時期が 決まる!』

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そもそも生理は、下の図のように、排卵後に黄体ホルモン(プロゲステロン)が一度増加し、子宮内膜を厚くしたりして、「妊娠」に備えますよね。でも、受精卵が着床しないと、黄体ホルモン(プロゲステロン)減少してきて、「妊娠の可能性はなくなったんだ!」と身体が判断して、生理を起こすそうなんです。

つまりは、体内の黄体ホルモンの量で、生理の時期が決まる!』ということ。

 

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生理が遅れる・早まる理由。

排卵(採卵)後、体内の

●黄体ホルモン量い ⇒生理の時期がくなる。

●黄体ホルモン量ない⇒生理の時期がくなる。

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排卵後に体内に黄体ホルモン(プロゲステロン)が通常より多くあると、身体は黄体ホルモン量が減るまで 生理を起こそうとしませんから、遅れちゃいますね。逆に 排卵後に体内の黄体ホルモンが少ないと、身体が「妊娠する可能性はもうないんだ!」と 判断して、生理を起こしてしまうんですね。 (あくまで黄体ホルモンを基準に考えた理由です。)

 

 

採卵』の場合。

『採卵』の際に、「卵胞」の ほとんどは 吸引されてしまいます。「卵胞」は、「黄体」になる予定のもの。「卵胞」がなくなることで、「黄体」ができなくなり、黄体ホルモン(プロゲステロン)が出なくなります。だから、『採卵』を行うと、基本 黄体ホルモン量が減って、身体が「妊娠する可能性はもうないんだ!」と 判断して、早々に生理を起こしてしまうんだそうです。

『採卵』をすると、基本的には 「黄体ホルモン量」が減って、生理は はやく来る。

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しかし!『採卵』を行う場合は、その前に『卵巣刺激』として たくさんのお薬を身体に入れています。特に『採卵』の2日前に使用するLHサージを起こさせるお薬『トリガー(引き金という意味)が、体内の黄体ホルモン(プロゲステロン)量に大きく関わるそうなんです。

LHサージのトリガーに、

HCGを利用(黄体ホルモン

⇒生理の時期が通常orくなる。

 

●GnRHアゴニストを利用(黄体ホルモン)

⇒生理の時期が早くなる。

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『LHトリガー』に、hCG注射を使うと、LH量は大きく増え、黄体ホルモン量も一気に増えます。なので、生理の時期は 通常か、もしくは遅くなってしまうんですね。

『LHトリガー』に、Gnarhアゴニストを使うと、LH量は 最低限の量までしか増えず、黄体ホルモン量も 大きくは変わりません。そのため生理の時期は 早くなる可能性が高いんですね。

なるほど…。ややこしいけど、理解できました!(゚Д゚)ノ

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「アンタゴニスト法」の場合?

「『アンタゴニスト法』の場合は 生理は1週間前後で来る。」といろんなサイトに書いてありますが、それはちょっと違うみたい。正式には、以下のようになるみたい。

●ショート法 ロング法

生理の時期は遅い。

 

●アンタゴニスト法 

生理の時期はトリガー次第

(トリガーが[hCG]だと 通常or遅い。[アンタゴニスト]だと 早い。)

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卵巣刺激法には「ショート法」「ロング法」「アンタゴニスト法」と有名な3種類があります。「ショート法」「ロング法」の場合は、トリガーは必ずHCGを利用するそうなので、生理は早く起こりやすくなるようです。でも「アンタゴニスト法」の場合は、トリガーはGnRHアゴニストとHCGどちらも使うこともできるそうなのです。つまり、「アンタゴニスト法」の場合は、生理が 早いか 遅いかは「トリガー」次第なんだそうです。

 

 

いろんな事例が あります!!

上記はあくまで教科書のような考え方で、実際には 人により 生理が来る時期は バラバラのようです。体質の違いで体内のホルモン作用も人により 大きく異なるでしょうし、利用するお薬の量などにもよると思います。いろんな人のブログを見させてもらても、けっこうバラバラでした。

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現に私の場合。トリガーにHCGを利用したので、生理の時期は通常or遅いはすが、先生には「生理すぐ来るからね」と言われました。はて?(・・? 

これはおそらくですが、[OHSS予防]のために 採卵後にアンタゴニストを連日注射していたからではないかと思います。アンタゴニスト注射を連日行うことで、体内のLH(黄体ホルモンを作るホルモン)は、産生されないように抑えられます。なので、体内の黄体ホルモン量が 減ってしまい、OhSSの予防にもなるし、生理も早く来るのだと思われます。

が、、、実際には、私の生理は 27日かかりました。なぜだー。(*´Д`)

「人それぞれ」ってことですね。^^

 

 

採卵後2回目の生理?

「アンタゴニスト法の場合、採卵後『2回目の生理』は遅れる傾向がある。」という文言をときどき見かけました。2ヶ月位来ない場合もあるのだとか!?

この「アンタゴニスト法」は、トリガーがどちらを指しているのか、1回目が通常通りの場合も送れるのか、など いろいろ調べましたが わかりませんでした。(T_T)ムゥ

私の『1回目の生理』は27日目、『2回目の生理』は33日目でした。

 

 

生理はいつもより重いの?

採卵後の生理の状態は、人によって 差があるみたいです。普段と変わらないという人もいれば、痛みがひどい人や、流血量が多い人もいるみたい。卵胞刺激のために 大量のお薬を注入してるのだから、生理が重くなっても不思議じゃないですね。^^

私は いつもと ほとんど変わらなかったですよ!

 

 

 

ということで、私の通う病院の先生が言った「生理すぐ来るからね。」は大ウソでした。

はじめは「ウソツキー(*´Д`)」とか思っていました。ゴメンナサイ先生。

ちゃんと勉強しました。

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でも、もう少し、不安が残らないくらい 説明してほしいなぁ、、、

 

(゚Д゚)ノウリャー 

 

 

参考にさせていただいたサイト

https://www.hanabusaclinic.com/weblog/2019/12/14/%E6%8E%A1%E5%8D%B5%E5%BE%8C%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%A4%E6%9C%88%E7%B5%8C%E3%81%8C%E6%9D%A5%E3%82%8B%EF%BC%9F%E3%80%80%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%82%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%81%AF/

https://ameblo.jp/baseball108row/entry-12500337715.html

https://www.ivf.co.jp/?page_id=5197

 

 

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 (※私に医学的知識はありません。だいたいの概要をつかむために調べてまとめているので、若干のニュアンスの違いはご了承ください。ただ、大きな勘違いなどありましたら、ぜひご連絡ください!)