こんにちは。不妊治療がんばり中の、30代後半の主婦のブログです。
私は『閃輝暗点』という典型的な前兆のある偏頭痛(片頭痛)持ちです。
不妊治療にも関わると知り、はじめて専門の病院へ行きました。
目次
前兆のある偏頭痛(片頭痛)には禁忌。
『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』には、「前兆のある片頭痛ではエストロゲンを含有する経口避妊薬は原則禁忌であり、その他の避妊方法が勧められる」また「前兆のない片頭痛では禁忌ではないが投与にあたり慎重な判断を要し、経過観察が必要である」と記載されています。
なんと、前兆のある偏頭痛(片頭痛)がある場合、エストロゲン製剤は禁忌なのだそうです。
困った！！
私は『閃輝暗点』という典型的な前兆のある偏頭痛(片頭痛)持ちです。
『閃輝暗点』とは？
・ギラギラとした光のようなものが見える症状。(視野の中心からはじまり、破門状に広がっていき、最終的には視野のほとんどがギラギラで埋まることも多々あります。)
・目の異常ではなく、脳の異常。両目に現れ、目をつむってもギラギラを感じます。
・通常30分ほどで消失します。
・偏頭痛(片頭痛)の前兆とし起こることが多い。
・頭痛を伴わない場合は、脳の異常の疑いもある。
・後頭葉(脳の後ろ)の血管が、急に拡張した場合に起こるという説が有力。なぜその症状が起こるのかは不明。
これ、なかなか困るんです。
いつ起こるのかわかりません。
私はほぼ視界ぜんぶがダメになるので、運転は絶対にできません。
気分も悪くなるし、光にも弱くなるので、いつも布団にくるまって真っ暗な中で安静にしています。
頭痛に関しては、鎮痛剤(イブプロフェン製剤)でコントロールできます。
だから頭痛より、閃輝暗点の方が困るんです。
仕事中なんて、地獄…。
「センキアンテンっていうのがはじまって、前が見えないので、休憩させてください…。」
なんて言って、びっくりされます。(ー＿ー;)
私は10年くらい前から、平均すると月１回くらい閃輝暗点が起こります。
でも、鎮痛剤(イブプロフェン製剤)で痛みのコントロールができていたので、病院へ行ったことがありませんでした。
ということで、はじめて専門の病院へ行くことにしました。
診断結果。「原因がわかったよ」
行ったのは、「脳神経外科」の個人病院。
病院では３つの検査をしました。
①頭のＣＴ
②首元のエコー(動脈硬化を見るそうです)
③採血
結果、先生から言われた言葉。
「原因がわかったよ。」
えっ！！( ﾟДﾟ)
閃輝暗点も、偏頭痛も、原因なんてわからないと思っていました。
基本的にはそういう病気。
ＣＴの結果、「脳はきれいなもんだ」と言ってもらいました。
よかった…。
ただ、鼻の奥、目の奥らへん、炎症を起こしているそうです。
↑ 右は真っ黒なのに、左が白くっぽい。
副鼻腔炎(蓄膿症)みたいなもんだそうです。
恐らく、この炎症が鼻の奥や目の痛みになり、また脳に近い場所だから、閃輝暗点も起きているのだろう、とのことでした。
「本当の偏頭痛なんて、稀だよ。たいていこんな感じで原因があるんだよ。」
と先生。
へぇ～～
早口で、ヤイヤヤイヤしゃべられるので、理解するのが大変でした。
でも、名医なんでしょうね。
感謝です。
治療。
ありがたいことに、今週期は 不妊治療が検査期間なので、妊娠することはありません。
抗生剤での治療が可能でした。
やった！！！
そして、うがいを推奨されました。
寝る前のうがい。
こういったタイプの炎症には、うがいは最適だそうです。
逆に、鼻うがいは最悪だそうです。
菌を拡散させるようなものだそうです。
「人為的に脳炎起こさせるのか⁉」みたいなこと言ってました。笑
まさかの事実。
閃輝暗点・偏頭痛の原因を聞けるなんて びっくりでした。
が、もうひとつ びっくりなこと。
なんと、動脈硬化があると言われました。
首元をエコーで見てもらったところ、まだ小さいが、傾向があるそうです。
「みんなあるんだよ。うん。でも、30代では珍しいねぇ。」
と、何度も言われました。
珍しいそうです。
「不妊治療は45歳までね！」
何度も、何度も、言われました。
ホルモン剤は、血栓ができやすいので、危険だそうです。
とりあえず、「40歳くらいまでは大丈夫だよ」って言ってもらったので、よかったです。。
治療中断とか困る。。
(今回 首元の動脈硬化を確認したのは、首元の血管が詰まるor首元の血栓が脳に上がって詰まる という脳梗塞が多いからだそうです。)
不妊治療と偏頭痛の危険について。
やはり、不妊治療で使うホルモン剤は血栓ができやすいので注意が必要ということで間違いないようです。
偏頭痛の人は、一応事前検査をしたほうがいいかもしれません。
また、遺伝で脳梗塞など血栓のリスクが高い人も同じですね。
高齢の人も老化による動脈硬化などのリスクが高いので、同じです。
今回 脳外科を受診して、そんなに過敏にならなくてもよさそう。とは感じました。
でも、知らないのは危ないなぁ。
他の病院だと、ちゃんと説明してくれるのか？
私が聞きそびれたのか？
わかりません。
閃輝暗点と偏頭痛が恐くて病院へ行ったのに、まさかの動脈硬化。( ﾟДﾟ)
閃輝暗点・偏頭痛、ポスナーシュロツマン症候群(眼圧)、耳管開放症、などなど、
着実に、歳をとっていると実感。
母は 40代から癌など様々な病気との闘病が始まった。
やはり、子育ては 少しでも早く始めたいなァ。
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